画面ロックの設定
セキュリティ対策の基本は、画面ロックの設定です。指紋認証や顔認証に加えて、パスコード(数字の暗証番号)を必ず併用しておきましょう。生体認証だけに頼らずパスコードを設定しておくことで、認証がうまくいかない場合や端末を再起動した直後でも、ご自身で操作を再開しやすくなります。
パスコードは推測されにくいものを設定することが大切です。生年月日や「1234」などの単純な並びは避け、可能であれば6桁以上の数字、もしくは英数字を組み合わせたパスワード形式を選ばれることをおすすめいたします。
注意:パスコードは「自分は覚えやすく、他人には推測されにくい」ものを選びましょう。一度設定すると、忘れた場合は端末の初期化が必要になるケースもあるため、安全な場所に控えを残しておくと安心です。
二段階認証の有効化
Apple IDやGoogleアカウントでは、二段階認証(2ファクタ認証)の有効化を強くおすすめいたします。二段階認証をオンにしておくと、たとえパスワードが漏れた場合でも、登録した端末や電話番号での確認なしにはログインできなくなり、不正利用のリスクを大きく減らせます。
設定方法は、iPhoneでは「設定」→「アカウント名」→「サインインとセキュリティ」、Androidでは「Googleアカウント」→「セキュリティ」から進めます。少し手間に感じるかもしれませんが、一度設定すれば安心感が大きく違ってきます。
紛失時の備え
万が一スマホを紛失した場合に備えて、「探す」機能を有効にしておきましょう。iPhoneでは「探す」、Androidでは「デバイスを探す」と呼ばれる機能で、地図上で端末の位置を確認したり、遠隔で画面ロックやデータ消去を行ったりできます。
また、ロック画面に緊急連絡先や医療情報を表示できる機能もあります。落とし主が見つかった際の連絡や、緊急時の備えとして設定しておくと安心です。これらの機能は、いざという時に「設定しておいてよかった」と感じやすい項目ですので、最初の段階で済ませておくことをおすすめいたします。
ワンポイント:「探す」機能は、端末がインターネットに接続されていることが前提です。電源が入っていれば位置を確認できる場合もあるため、紛失時はまず落ち着いて、別の端末から最後の位置を確認してみてください。